今月のこんにちは

  • 今回の表紙は株式会社グラムの水野さん、日下さん、長野さん。
  • 今回は「制作の舞台裏特集号」といたしまして、月刊九品仏あちこちがどのように制作されているのかを少しご紹介いたしました。割愛した部分も多々あるのですが、本誌制作の過程で多くの方々に携わっていただいているという事が伝わっていれば幸いです。
    読者のみなさまや地域のみなさま、その他すべての関係者様に支えて頂いたからこそ、無事に3年間、月刊九品仏あちこちの制作を続けることができました。
    また、月刊九品仏あちこちの制作という貴重な機会をいただき、さらに、制作の中で多くの方々とのつながりをいただきました事、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
    九品仏・奥沢地域にはまだまだ伝えきれていない魅力がたくさんありますので、是非、自分だけのお気に入りを見つけに足を運んでみてください。
    では、またお目にかかれるときを楽しみにしています。
    月刊九品あちこち 編集人 水野 愛理

月刊九品仏あちこち 制作の舞台裏特集号

今月は「制作の舞台裏特集号」といたしまして月刊九品仏あちこちが皆様のお手元に届くまでの制作の様子をご紹介いたします。

月刊九品仏あちこちをご覧いただきましてありがとうございます。第3期の最後を飾る今号ではいつもとは少し嗜好を変えて、本誌がどのように作られているのか、制作の行程を編集人の水野がご紹介いたします。

皆様のお手元にある「月刊九品仏あちこち」の制作にはどんな工程があるのか、どんな人々が携わっているのか改めてご紹介します。

今、この文章を作成している水野(表紙写真:左)はタイトルの決定や、協賛店や地域の皆様にお話しを伺ったり、表紙に使用する写真などの撮影、取材内容を文章にまとめるといった本誌の内容を作っています。しかしながら、水野ひとりで年間のテーマや取材スケジュールを考え、協賛店や地域の皆様に取材のご協力をいただいた後、原稿作成、編集したら完成!っと、いうわけには行きません…

文章や取材写真、情報をより伝わりやすく、魅力的にするためにはデザインという行程が必要不可欠です。本誌のような年間を通して発刊する印刷物は表紙上部の和柄や誌面全体のカラーイメージなどを事前に設定していないと統一感がなくなってしまいます。こういった設定や行程をデザイナーの日下さん(表紙写真:中央)にお願いしています。実は「月刊九品仏あちこち」のロゴも作成いただきました。誌面のデザインはもちろん、修正や印刷データの作成、「誌面のこの部分が寂しいのでなんとかしてほしい」「〇〇のイメージで」といった無茶なお願いもさらりとこなしくださるので締め切りまでドタバタとしてしまう水野は毎回頭が上がりません…

大まかなデザインと文章が決まったら、取材をお願いした方に内容確認を依頼します。確認が取れたら、修正部分を調整後、再度確認を行います。デザインが決定した後は、印刷準備に入ります。印刷は外注を行っているため、外注先の規格にあわせて日下さんに印刷データを整えていただいた後、印刷依頼を出していよいよ印刷です!

印刷から裁断、五つ折り作業が終わり、完成した「月刊九品仏あちこち」は協賛店の皆様や世田谷区観光振興協会の皆様、世田谷九品仏郵便局の皆様、東急大井町線九品仏駅の皆様にご協力をいただき配布を行っています。ここまできてやっと読者の皆様のお手元に本誌をお届けすることが叶います。

また、月刊九品仏あちこちはWEBサイトも運営を行っております。印刷用のデータをそのまま画像データとしてWEBサイトに掲載することも可能ですが、より多くの方にご覧いただけるよう、WEB検索で表示されやすいように工夫したり、スマートフォンやパソコンの画面で見やすい構成に組み替えたりと、様々な作業があります。

こういった本誌の内容をWEBサイトに掲載する作業を長野さん(表紙写真:右)に全てお願いしています。大変作業速度が早く、水野が気付かない部分もアドバイスをいただいたり、新しい技術的な情報をお教えいただくので大変助かっております。毎号発刊が終わった20日以降にWEBサイトに掲載しております。WEB版の内容には誌面のサイズの都合で掲載できなかった写真なども追加掲載しておりますのでこちらも是非ご覧ください。

いかがでしたでしたでしょうか。普段は目に見えない作成の舞台裏をご紹介いたしました。細かな部分も入れるともっと多くの行程があるのですが今回は大まかな流れをご紹介するにとどめました。月刊九品仏あちこちは様々な行程をへて皆様のお手元にお届け致しております。

お出かけや、地域の行事、通学などがままならない日々が続きますが、皆様の日常にある「もの」や「こと」にはすべてに作り手がいると言うことにふっと思いを巡らせるきっかけとなりましたら幸いです。

月刊九品仏あちこち休刊のお知らせ

今般、諸般の事情により「月刊九品仏あちこち」は2022年3月20日発刊の4月号をもちまして休刊させていただくことを決定いたしましたので、お知らせいたします。読者の皆様におかれましては急なお知らせとなりましたこと、ご容赦願います。

2019年の4月の創刊から丸3年、今この原稿を書いている瞬間まであちこちと寄り道をしながらの刊行でしたが、少しでも皆様に九品仏・奧沢地域に流れるあたたかな空気感や人と人同士のあたたかなつながりをお届けできておりましたら幸いです。休刊後も、WEB版は継続いたしますので、今までに発刊した月刊九品仏あちこちの内容をご覧いただくことが可能です。

創刊以来、ご協力、ご支援下さいました皆様に、心より厚く感謝申し上げます。本誌が復刊の折りには地域の様子はどんな風になっているのか楽しみにしつつ、たくさんの人や場所に伺いたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

最後になりましたが、本誌をあたたかく応援いただきました協賛店の皆様、また、携わっていただきました全ての方々に感謝を申し上げます。またお目にかかれる日を心待ちに致しております。ありがとうございました!

月刊九品仏あちこち 編集人 水野 愛理